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なぜ話をかぶせてくるの?5つの理由と3つの対処法

話をかぶせられて、イライラモヤモヤしたことありませんか?

話をかぶせてくる人は、何故そんなことをするんでしょう。
そして話が途中で遮られてしまった不完全燃焼な気持ちは、どうすれば落ち着くでしょうか。

今回は、そのことについて考えてみたいと思います。

目次

話をかぶせてくる5つの理由。わざと?それとも無意識?

そもそも、なぜ話をかぶせてくるんでしょうか。

もしかしたら、相手の話があまりにも退屈だとか、長すぎるとかいう可能性もありますが・・。今回はそうじゃない場合、ということで話をすすめていきたいと思います。

話をかぶせてくる理由。それは、

「人の話を取ってでも自分の主張をしたい。せずにはいられない!」

だと思うんです。

わたしが思うに、意図的な場合と無意識的な場合がある気がします。

話をかぶせてくる理由
  1. 話題をある方向に誘導したい
  2. 知識をひけらかしたい
  3. インスピレーションがあふれて止まらない
  4. 自分が一番で他人に興味がない
  5. ストレスが溜まっている

    1と2が意図的な場合で、3~5が無意識的な場合です。

    それぞれ詳しく書いてみます。

    ①話題をある方向に持っていきたい

    あらかじめ自分の中に持っていきたい方向性や結論がある場合です。

    違う方向に話が転がっていかないようにとか、早く結論に持っていきたくて話をかぶせてきます。

    もう一つ、何か断られそうなお願いをする時にも、相手が断る隙を与えないように話をかぶせてくる場合があります。

    あとは、細かく突っ込まれたくない時とかですね。

    ②知識をひけらかしたい

    自分がその話題に詳しい、話したくてウズウズしている場合です。

    単純に自分が話す番が待ちきれない、早く聞いて欲しいっていう場合もあれば、「どうだすごいだろう!自分はこんなに知っているんだぞ」と自慢したい場合もあると思います。

    ③インスピレーションがあふれて止まらない

    これは天才とか芸術家気質の人とか、ごく少数のまれなパターンとしてあるかなと思ってあげました。

    でもこういう人たちは俗人とは違う感性を持って、ただただ自然に「あふれ出てくる」んだろうと思います。いいとか悪いとか、わざとだとか、そういうことじゃない気がします。

    ④自分が一番で他人に興味がない

    言動の中心が常に自分にあって、自分以外の人に対しては自分の得や役に立つ時以外は、興味がないタイプの人ですね。

    会話に限らず、普段から自己中心的な態度をとることが多いんじゃないかと思います。
    関わる相手としてはちょっと迷惑ですよね。

    でも、なぜこの人はこうなっちゃったんだろうと、ちょっと考えてみませんか?
    わたしはこんなことを想像をしてしまうんです。

    例えば、

    幼いころに周りの人が忙しくて自分に関心を持ってもらえなかった、とか。
    話をゆっくり聞いてもらう機会がなかった、とか。
    誰かと比べられておろそかに接せられてきた、とか。

    周りの態度から自分の存在価値を不安定に感じていて、いざという時に誰にも守ってもらえないんじゃないか、という不安を無意識に感じながら育ってきたのではないか。

    だから、「自分は自分で守らなきゃ」になり「自分が一番優先」になってしまったのではないかと思うんです。

    そうやって一生懸命自分を守って生きてきたんじゃないかと想像すると、自分勝手な言動もちょっとだけ、しょうがないかな・・って思ったりします。

    いや、迷惑には変わりないんですけどね・・。

    ⑤ストレスがたまっている

    普段はこんなことしないのにな~という人なら、一時的にストレスが溜まっていて無意識に発散させているのだと思います。

    なので距離をとって落ち着くのを待つのがベストです。


    ちなみに、知人の体験談でこんなことがありました。

    ある人と世間話をしていたら、やけに話をかぶせてくる。いつもはそんなことしないのに何でだろうと思ったそうです。

    実はその人の夫が病気になり、わがまま三昧にふるまうのを、きっと病がそうさせているんだから仕方ないと自分を納得させて一生懸命お世話をしていたことが分かりました。

    表面上は自分を抑えつつも、心の中では「私の言うことをちゃんと聞いて!お世話する私の努力を分かって!」という夫への不満が大きくなっていたのでしょう。

    抑えこんでいた自己主張とストレスが、知人との会話で話をかぶせてくるという行動で発散されていたんですね。

    ストレス解消の相手になった知人のイライラモヤモヤは、ボヤキとなってわたしに渡され、この記事のネタとなって消化されたのでした。

    3つの対処法。イライラを逆に自分の人生の栄養にするには?

    話をかぶせられてイライラモヤモヤする!という時の対処法として、3つ+おまけを紹介したいと思います。

    ①そういうタイプの人だと割り切る

    まずは王道「そういうタイプの人なんだな」で割り切る。これができるなら一番いいです。

    基本的に、人を変えることはできない、とわたしは思っています。
    なので、こういう人とは関わりを持つのを極力避ける。どうしても関わらないといけない場合は、

    この人は相手と会話が楽しめない、まだまだ人間修行中の人なんだなー。

    という心の中のつぶやきと共に、ぬるーい目で見てください。


    いやいや、それが出来れば苦労しないよ!

    と思った人には、次の対処法はどうでしょうか。

    ②はりあってみる

    もらったストレスはその場で解消させてもらいましょう!

    自分の中に相手とはりあう元気とエネルギーがあるなら、これに挑戦してみてください。

    実は、わたしも挑戦してみたことがあります。
    こちらも引かなかったら、一体どうなるんだろう?って興味があったんですよね。

    で、はりあってみた結果は…、

    自分が勝つこともあれば、相手も一歩も引かず、はりあうのが面倒になってやめたこともありました。


    ちなみに、はりあう時の注意点ですが、やっているうちに段々ヒートアップして喧嘩になる可能性があります。それも覚悟のうえでやってくださいね。
    もしくは、喧嘩にならなくても、その後の空気が悪くなる確率は大です。


    満足するまではりあったら、結果、自分はいい気分になるのかならないのかを感じてみてください。
    自分を知る経験の一つになると思います。

    ③徳積みにする

    話をかぶせられてもどちらも引かない場合は、当然ですが二人で同時にしゃべり続けることになります。

    負けまいとするので疲れるし、結構不愉快なんですよね。
    なので、大抵の人は自分が引いてあげていると思います。

    自分が口を閉じたら、相手がしゃべっているのを見ながらこう思ってください。

    あー、この人満たされてないんだなー。気の毒だなー。

    と。(もちろん声に出したり、本人には言わないでくださいね)

    これはつまり、

    自分を主張しないと気が済まない。
    無理やりなことをしてでも、聞いてほしい。
    つまり、聞いてくれる人に甘えたい。

    という相手の無意識の行動を、あなたが話をゆずることで叶えてあげたのです。

    徳積みをしたということですね。

    徳積みは、自分にとっても相手にとっても双方良しです。
    徳は積むことで貯金のようにたまっていき、巡りめぐって、いつかあなたが困った時に誰かが助けてくれますよ。

    えーっ徳積みなんて無理ー、という人は、エネルギーをためて、心行くまではりあう方を試してみてくださいw

    おまけ 人生のステージアップに役立てる

    これは当てはまる人だけの話になるんですが、話をかぶせてくるような主張の強い人が、やけに自分の周りには多いなーという場合です。

    それって、あなたが生まれてくる時に自分で人材を配置してきたのかも、とわたしは思うんです。

    いや、そんな面倒なことしないよ!と思った方、案外自分自身も主張したいタイプじゃないでしょうか?

    たまに話をかぶせられるとか、そこまで自分の主張が強くない人は、話をかぶせられてもまあまあ流せるものです。

    でも、この記事にたどり着くくらいに頻繁にことが起こっているのなら、あなたがその出来事を使って成長しようとしているのではないか、とわたしは思います。

    例えば、強く主張される側はどんな気持ちになるのかを経験をする、とか。
    主張が強い相手だと自分の主張が通らないから、どうするか考えるきっかけになる、とか。

    もう一歩進んで、あなたは自分の主張を強く通す段階から、人の主張を聞いてあげる段階に進んだということかもしれません。

    いずれにしても、イライラモヤモヤするだけじゃ何も変わらなくてもったいないでしょう?

    逃げられないなら、何だって自分の人生のステージアップに役立つものにしてしまおうじゃないですか!


    あなたの人生がより良いものになるように、応援しています。

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